8月17日(月曜日)定例会
八尾のほっとケーキの会 定例会 報告
- 日時: 2026年8月17日(月)14:00〜
- 参加者:7名
~Mさんご夫婦の、ちょっと笑えるひとコマ~
今回の「八尾のほっとケーキの会」では、Mさんご夫婦から近況を聞かせていただきました。
旦那さんは、2025年7月2日に脳梗塞を発症されました。
この日の会話は、最初からなかなか味のあるやり取りで、当事者さんや医療スタッフも思わず苦笑いする場面がありました。
まず、奥さんに「お住まいはどちらですか?」と尋ねると、
「大阪市です」
と答えました。
すると、旦那さんが少し強い口調で、
「大阪市のどこか言わな、わからんやろ!」
奥さんは慌てて、
「天神橋筋六丁目です!」
と答えます。
そのやり取りに、その場にいたみんなは思わず苦笑い。
「なるほど、そこまで詳しく言わんとアカンのやなぁ(笑)」
といった雰囲気になりました。
ところが、ここからがさらに面白い。
今度は旦那さんが、
「ここは大阪市内の何ちゅう所ですか?」
と尋ねてきました。
すると、みんなが一斉に、
「八尾市です!」
と答えました。
すると旦那さん、
「八尾市のどこやということや。八尾市も2つも3つもあるやろ!」
「いやいや、八尾市は一つですやん!」
と、心の中でツッコミを入れた人もいたかもしれません(笑)。
そこでセラピストさんが、
「八尾市の、どのあたりかということですね」
と、うまく話を整理してくれました。
会長が、
「JRの八尾駅に近いですねぇ」
と答えると、話はさらに具体的になっていきます。
奥さんによると、JR八尾駅から「きずな」の障害者センターへ電話して送迎をお願いしようとしたところ、
「現在は近鉄八尾駅からしか送迎していません」
と言われたそうです。
その話を聞いているうちに、実は旦那さん、八尾市にはかなり縁があって、八尾のことには詳しいことが分かってきました。
「なるほど!だからセンターの住所を知りたかったんや!」
みんな、ようやく旦那さんの意図を理解しました。
そして、もう一つ判明したのが、旦那さんは元々「乗り鉄」だったということ。
鉄道好きだけあって、八尾市に3本の鉄道会社が乗り入れていることもしっかり覚えていました。
さすが乗り鉄!
鉄道のことになると記憶力がグッとアップするようです(笑)。
そんな旦那さん、奥さんに時刻表を見せながら、
「これ見て読んでみ」
と説明してくれるそうです。
ところが……。
「でもなぁ、老眼で小さい字は見えへんねん」
……というオチ(笑)。
「時刻表、読まれへんのかい!」と、思わずツッコミを入れたくなります。
ところが、さらに驚くことが起こりました。
突然、旦那さんが医療スタッフの後ろにある窓を指さして、
「これ、見えるで!」
と言い出しました。
そこには、何かチラシのようなものが貼ってありました。
みんなで見てみると……
確かに何か書いてあります。
でも、とても「大きくて読みやすい文字」とは言えません(笑)。
「えっ、これが見えるんですか?」
と、みんなで思わず顔を見合わせました。
時刻表の小さな文字は見えへんのに、遠くの窓に貼ってある文字は見える。
「人間の目って、不思議やなぁ(笑)」
そんな笑いに包まれました。
でも、この日の話を聞いていて、最後にみんなが感じたことがあります。
それは、奥さんの頑張りです。
旦那さんが脳梗塞を発症してから、奥さんは分からないことを一つひとつ調べ、障害や制度について勉強し、生活に必要な情報を探してこられました。
今回のやり取りを通して、
「奥さん、今までよう頑張って調べてきはったんやなぁ」
という思いを、参加者みんなで共有することができました。
旦那さんの「大阪市のどこや!」「八尾市のどこや!」という鋭いツッコミから始まった今回のお話。
笑いあり、驚きあり、そして最後には「家族って本当に大変やけど、すごいなぁ」と感じさせられる時間になりました。
Mさんご夫婦、これからも夫婦二人三脚で、ぼちぼちいきましょう。
無理せんと、笑いながら。
「分からんことがあったら、みんなで一緒に調べたらええやん!」
そんな温かい気持ちになれる、今回の「八尾のほっとケーキの会」でした。
文:夢太ちゃんねる





